アクセラのエンジンチェックランプを消す
僕の愛車は14年落ち40万円で買ったマツダアクセラだ。ちょうど1年ほど前に、今まで乗っていたムーヴでは手狭になったので乗り換えた。
アクセラにした理由は、ハッチバックに乗りたかった事。安かった事。マツダのディーラーで友人が整備士をしているので壊れても部品を寄せてくれる事。この3つだ。
期待を裏切らない僕のアクセラは、ある日の仕事帰り繁華街周辺を低速で流している時にエンジンチェックランプを点灯させ、僕とアクセラとの戦いが始まった。その事について書いていこうと思う。
診断機を繋ぐと出てきたコードはP0171。燃料、薄いっす。ってやつだった。
整備士の友人曰く考えられる部品は2つ。空燃比の調整を司るエアフロセンサーとA/Fセンサーだ。
しかしこれがまた純正部品が滅茶苦茶高い。中古車にこれは勿体無いので社外品を入れる事に。(エアフロセンサー 純正品17,754円 社外品5,170円 A/Fセンサー 純正品24,772円 社外品8,700円)
部品の交換が完了し、さあこれで戦いは終わりだと走り始めたとき。エンジンチェックランプは再び点灯したのだった。
どうやら原因は他にあるようだった。吸気系統のどこかに穴が空いて余計に空気を吸っているのだろう。
診断機を繋いでA/Fの波形を見ると薄いところに張り付いている。必殺パーツクリーナー攻撃をすると波形が濃い方へ振れた。先程の読みが当たったようだった。
つい先日重い腰を上げ、インテークマニホールドを外してみた。裏返すとバキュームホースが破れていた。原因はこれだった。14年もの長い間エンジンの熱にさらされくたびれたのだろう。ひとまず部品がないので、ホースの穴をメッシュテープで塞ぎ部品を組み上げた。
エンジンをかけるとアイドリングの調子が悪い。診断機を繋ぐとP0300。燃料に上手く火が着かないっす。だった。
翌日、やり直すとバキュームホースが一箇所外れていた。そこから燃料に火が着かないほどの大量の空気を吸っていたらしい。
再び組み上げ神に祈りながらエンジンをかけると正常にかかりランプも点灯しなかった。
その後峠道、高速道路など様々な条件で走ってみたが異常は出なかった。アクセラと僕の長い戦いに一つの区切りをつけたのだった。