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つれづれなるまゝに、日くらし画面に向かひて

漢方をキメてみた

明日から新しい月が始まると張り切っていた2月28日。僕は風邪をひきこじらせた。止まらないくしゃみと鼻水。やがて喉も痛くなり熱が出てしまった。

うわー。やらかしたわ。こないだコロナと後遺症で病院通いしたばっかじゃし、市販の漢方でなんとかしてみるか。と思いついたのだった。

市販の漢方でなんとかしてみようと思いついた理由は”今はメーカーや専門家が情報を出してくれているしドラッグストアに行けば手に入る。自分の身体であれば自分で判断し治療することもできるのでは無いか。”と友人には偉そうに話したが先ほど書いたとおり最近まで病院通いしていたばかりなのであまり病院に行きたくなかったのだ。


僕が実践した方法だが、身体の状態に合わせた漢方を選択すると言うことだ。風邪は身体が冷えた状態から熱を持った状態に変化するらしく、冷えた状態には温める物。熱を持った状態には冷ます物を選択するらしい。

始め寒気と酷い鼻詰まりがあったので、鼻風邪が得意で体を温める効果のある小青竜湯を購入し飲んでみた。しかし効果は今ひとつ。もうひと押し欲しかったので最強とも言われている麻黄湯を購入し飲んでみた。すると熱が上がり発汗した後、熱が下がった。ネットに書いてあった事は本当だった。
しかし翌日の夜、熱がぶり返したので手持ちにあった喘息や後鼻漏にも効果があり体を冷ます効果のある麻杏甘石湯と先程の小青竜湯を飲んでみた。すると熱は楽になったのに鼻の奥だけ熱をもった感覚があった。どうやら温める物と冷ます物を一緒に飲むのは微妙なようだった。
そしてその翌日、鼻水が粘く鼻が熱を持っているのが確認できたので副鼻腔炎などに用いられ、冷ます効果のある辛夷清肺湯(チクナインやジェネリック)を購入し麻杏甘石湯と合わせて飲んでみた。すると地獄のような苦しさから解放された。

身体の状態に合わせて選択できる所が漢方の難しさでもあり魅力なのかもしれない。

金額的には診察を受けた後薬を貰うのと同じくらいかもしれないが、状態に合わせた漢方が揃った事と、一般的な薬より効果を感じられた事、副作用が感じられなかった事が大きかったと思う。


今回は少しばかり無茶をしたが、これを見た人が実践する際はくれぐれも漢方薬局や登録販売者等の意見を参考にして頂きたい。